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ポーカー攻略法:ティルト

ティルトとは、自分の感情がプレイする能力をさえぎってしまう状態、つまりキレた状態の事です。ほとんど全てのポーカープレイヤーが一度はティルトを経験しますが、ポーカーで勝つためにはこうした精神状態をできるだけなくすことが大切です。ポーカーは理性、思考力、判断力を要するゲームです。例えば、スペードのJQを持っていて、フロップで全てハートのAQ10と出た場合、たくさんベットやレイズがされているなら、冷静にフォールドするべきでしょう。しかし、ティルト状態にいると、感情に支配されて理性を失い、ポットのお金を手に入れるためならどんな事でもしてしまう結果になりかねません。誰もフラッシュを揃えていないことを祈って、あのキングをゲットするために必死になります。

一般的に、気が動転し、集中力に欠け、道理をわきまえない人は、自分が持ってきたお金を全部失ってしまいます。ポーカーは感情を刺激するという面で熱くなりやすいゲームですが、それでも冷静沈着にプレイする人は上達し、成功するでしょう。別に全てのプレイヤーが無感情、無表情でぶっきらぼうな人だというわけではありませんが、ポーカーテーブルでプレイするときには集中し、理性を保つことが必須です。

一般的に、ほとんどのプレイヤーは、バッドビート(悔しい、いやな負け方)を経験したり、どうしても勝てないときにティルトモードに入りやすいようです。一部のプレイヤーの中では、強いハンドで勝った後に少しティルトモードに入る人もいますが、大体そういう場合は負けたときのティルトより短く、すぐに終わるようです。

例えば、最近私がプレイしたゲームでこんなことが起きました。私の手持ちのカードはAQで、フロップでAQ2が出ました。なかなかのハンドが揃ったのでベットしたら、相手はコールしてきました。ターンで10が出たのでまたベットしたら、相手はまたコールしました。リバーで7が出たとき、ベットをしたらヤツはなんとレイズをしてきました。相手はKJを持っているのではないか、と思った私はコールすることにしました。しかし、相手が持っていたのはなんと77だったのです。ヤツは、勝てる可能性が低いのにリバーまでずっとコールしてきて、最後のリバーで7が出てラッキー勝ちをしたわけです。キレ気味だった私はもちろん、その後のラウンドではあまりよくありませんでした。

ティルトモードに突入するのは、ポーカーをやっている人間として自然なことですが、できるだけそれを制限し、抑える必要があります。一般的に、一番良い方法は一端ゲームをやめて、気晴らしに他のことをすることです。また、バッドビートを食らってイライラしているときには、過去に自分が経験した大逆転勝利や相手に食らわせたバッドビートなどを思い出すことです。先ほどの、私が経験したバッドビートのときも、過去のゲームのことを思い出しました。それは、バカな私が全額を賭けてオマハホールデムのポットリミットゲームに参加していたときの事でしたが、私は33J7(そのうちの3J7はスペード)、つまりボトムペアを持っていました。ボードにはフロップで368が出ていて、そのうちの8がスペードでした。相手は88を持っていて、ポットに全額が入っていたその時点では最強のハンドでした。しかし、ターンとリバーで私は運良くバックドアフラッシュを出すことができ、相手にバッドビートを食らわせることができました。ポットの金額も相当なもので、その日私は今まで一番多い金額を勝つことができました。もし、私がそのハンドで負けていたなら、多分その場でやめていたので、それだけのお金を手に入れることはできなかったでしょう。こうして、過去に自分がやったバッドビートのこと、そしてその時手に入れた巨額のお金のことを思い出すことによって、自分がバッドビートを食らってイライラしているときでも、今まで乗り越えることができています。

私を含め多くの人は、バッドビートを食らうとコンピュータに向かって怒りの言葉などを連発し、ヤツアタリする傾向が強いですが、あまりいい方法ではありません。私の場合は、相手にバッドビートを食らわせたときの事を思い出した方が落ち着きます。実際、ヤツアタリして叫んだりするなら、自分の怒りをさらにエスカレートさせ、それが悪い癖になってしまう可能性もあります。ですから、ティルトモードに突入しかけたとき、一端止まって深呼吸をし、楽しい事を考えてみてください。落ち着きを取り戻したら、集中して勝ちまくりましょう。


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